赤い羽根福祉基金 特別プログラム
「被害者やその家族等への支援活動助成」2024 実施報告

特定非営利活動法人ゆもりなは、
赤い羽根福祉基金 特別プログラム「被害者やその家族等への支援活動助成」2024の助成を受け、
2024年10月から2025年9月までの期間、被害体験やその影響を受けた方々への支援活動を実施いたしました。
本事業を支えてくださった赤い羽根福祉基金ならびに、共同募金を通じてご寄付くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
助成事業概要
| 助成名 | 赤い羽根福祉基金 特別プログラム 「被害者やその家族等への支援活動助成」2024 |
|---|---|
| 助成期間 | 2024年10月 ~ 2025年9月 |
| 実施団体 | 特定非営利活動法人ゆもりな |
事業の目的
本助成により、被害体験や逆境的小児期経験(ACE)等の影響を受ける成人当事者およびその家族等が、
孤立を深めることなく、安心して語り合える環境を継続的に提供することを目的として支援活動を行いました。
実施内容
- 当事者同士が安心して語り合える場(当事者による分かち合いの会)の開催
- 個別相談の実施
- トラウマケアに関する学習および当事者研究の機会の提供
- 支援体制の整備および運営基盤の強化
成果
会場での当事者会開催実績
助成期間中、会場にて当事者による分かち合いの会を27回開催いたしました。
毎月おおよそ2〜3回、定期的に開催することができ、安心して語り合える対面の場を継続して提供することができました。
心の安全が守られる場は、ただ「集まる」だけでは生まれません。
会場費や運営基盤が確保されてはじめて、参加者が自分のペースで語り、聴き合い、回復に向けた時間を積み重ねることができます。
毎月定期的に開催を継続できたこと自体が、助成によって支えられた大きな成果です。

参加者の声(抜粋)
- 「皆が幼少期から苦労しながらも生きてきた結果、今こうして集っているのだと実感しました。安心・安全な空間の中で、心地よい時間を過ごすことができました。」
- 「安心できる場で落ち着いて話すことができました。回復段階の異なる参加者と語り合うことで、新しい視点を得ることができました。」
- 「話すことで自分の思考のクセに気づき、修正に取り組むことができました。ここには聞いてくれる仲間がいるという安心感があります。」
- 「このような安全な場所で、自分のこれまでを語れたことはとても貴重でした。また参加したいと思います。」
※個人が特定されないよう配慮し、一部を抜粋・編集して掲載しています。
助成金の使途(概要)
会場利用費、運営に必要な費用、支援環境の整備等に活用し、適切に管理・報告いたしました。
財団への御礼
被害体験やその影響を抱える方にとって、「安心して話せる場所がある」ということは、生き延びる力そのものにつながります。
しかし、その場は自然には生まれません。環境を整え、安心・安全を守り、継続していくための確かな基盤が必要です。
赤い羽根福祉基金 特別プログラム「被害者やその家族等への支援活動助成」2024のご支援は、
参加者が「ここにいていい」と感じられる時間を毎月積み重ねるための、大きく、そして確かな支えとなりました。
共同募金を通じて支えてくださった皆さまの思いを、私たちは現場で受け取り、具体的な時間と対話として形にすることができました。
心より感謝申し上げます。
今後も、安心して語り合える場を絶やすことなく、必要な方に届く支援を丁寧に続けてまいります。
助成表記
本事業は、赤い羽根福祉基金 特別プログラム「被害者やその家族等への支援活動助成」2024の助成を受けて実施いたしました。

